広島・江田島市の山火事 発生4日目で「鎮圧」 山林 約240ha焼く

広島県江田島市で起きた大規模な山火事についてです。16日で発生から4日目ですが、拡大のおそれがなくなったため、先ほど「鎮圧」されました。

13日午前、江田島市大柿町にある陀峯山(だぼうざん)で発生した山火事では、けが人や住宅の被害は出ていませんが、16日午前10時の時点で山林およそ242.6ヘクタールが焼け、現在も消し止められていません。

16日は広島市などからの応援も合わせて消防車25台、ヘリコプター5機で、消火にあたりました。江田島市消防本部によりますと、焼失面積は15日から変化はなく、拡大のおそれがなくなったことから、先ほど16日午後5時半に山火事は「鎮圧」されたということです。

広島県 湯崎英彦知事
「県民の皆様へのメッセージですけれども、山火事は1人1人の心がけで予防することができます」

山火事の原因は分かっていませんが、湯崎知事は15日の定例会見で山林でのたき火やたばこなどの火の扱いに注意するよう呼びかけました。

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