大手コンビニエンスストア・ローソンは16日から「王林応援！青森フェア」を開催し、青森県弘前市出身のタレント・王林さんの監修商品や県産食材を使用した商品の販売を始めた。同日、王林さんが県庁を訪れ、宮下宗一郎知事に商品をPRした。
王林さんが監修したのは、県産リンゴふじを使用したコッペパン「ふわもちコッペ りんご＆カスタード」や「スノープリン」など5商品。このほか、県産食材を使用した弁当やおにぎりなど4商品が、東北地区で順次発売される（おにぎりは一部店舗のみ）。同社によると、今回のフェアで販売する県産食材使用商品の弁当など一部には、中国の禁輸措置などの影響を受ける陸奥湾産ホタテを約3トン使用する見込み。
監修商品のうち、ふわもちコッペは全国販売される予定で、王林さんは「弘前の学校給食で食べていたコッペパンをイメージして、懐かしさと新しさを組み合わせた味にできた」と紹介。「全国に県産食材のおいしさが伝わればうれしい」と話した。宮下知事は「県産食材を使った商品が全国の店舗に並ぶということはものすごくPRになる。ぜひ多くの消費者に手に取ってもらいたい」と述べた。
王林さんは青森市のローソン青森青葉店も訪問し、店舗スタッフに商品を紹介した。同フェアは2月中旬ごろまで開催予定。
