2023年12月、JR浜松駅に停車していた東海道新幹線の中で、クマを撃退するためのスプレーが誤って噴射された事件について、警察がスプレーを所持していた男性を書類送検していたことがわかりました。
【写真を見る】くま撃退スプレー誤噴射で書類送検 東海道新幹線の車内で…5人が軽傷 当時、約3万9000人に影響=浜松
過失傷害の疑いで1月11日、地検浜松支部に書類送致されたのは、首都圏に住む男性です。
この事件は2023年12月、JR浜松駅で停車していた新幹線の中で、乗車した男性が誤ってクマ撃退用のスプレーを噴射したもので、乗客5人が目やのどに痛みを訴える軽傷を負いました。
警察によりますと、男性はスプレーの発射レバーにストッパーを正しく取り付けたり、固定したりしないでリュックサックの外側のサイドポケットに入れていたということです。
男性は、登山から帰宅する際に新幹線を利用したということで、JR東海によりますとスプレーの誤噴射により、新幹線に遅れが出るなどし、当時、約3万9000人に影響がでました。
