【能登半島地震】21日「ひろしま男子駅伝」石川県人会がふるさとにエール

「能登半島地震」関連のニュースです。広島にも石川出身のおよそ30人が作る「県人会」があります。その会長に、今の思いを聞きました。

広島石川県人会会長の杉本義守さんです。大学進学にあわせて、石川から広島に移り住みました。

■広島石川県人会 杉本 義守 会長

「ちょっと先が見えない。我々の年齢だと逆に言うと戻れないよね。だから非常に心配」

金沢市の北にあるかほく市にいる親族は、大きな被害は免れたものの、「現状にもどかしさを感じる」と言います。

■広島石川県人会 杉本 義守 会長

「何か出来ればいいけど、何をしたらいいかが見えてこない。最終的にお金がどうしても必要なんでしょうから、それがどこか必要なところに使われれば良いかなということで少しでも多く集めて送ってあげるのがいいかなというのが今の考え」

すでに募金の意思を示す声も寄せられており、「県人会」として義援金の口座を開設することも検討しています。そして今、心待ちにするのが、21日の「ひろしま男子駅伝」です。

■宮脇キャスター

「石川県の皆さんにとってどういうもになりそうですか」

■広島石川県人会 杉本 義守 会長

「すごい力になると思います。女子駅伝も見て力になった沿道で京都の方も応援してくれた。広島の方も応援してくれるんじゃないかと思っているし、地元の人が元気をもらえると思う」

石川県の応援ブースに、「募金箱」を設置。名産の金箔を使ったキーホルダーやお守りを販売し、売り上げの一部で、選手に「お好み焼き」を振る舞う予定です。

700キロ離れた広島から、石川県人会もふるさとにエールを送ります。

《2024年1月16日放送》

© 広島テレビ放送株式会社