「GLAMPROOKしまなみ」とは?「しまなみ海道」の絶景ホテルの魅力をMATCHAが紹介

「しまなみ海道」にあるリゾートホテル

愛媛県の今治市と、広島県の尾道市をつなぐ「しまなみ海道」は、世界有数のサイクリングロードとして知られる景勝地です。

この「しまなみ海道」沿いにある馬島に2020年7月にオープンしたのが、「GLAMPROOKしまなみ」。オーシャンビューの部屋や、グランピングも楽しめるホテルです。

このホテルを2023年10月、MATCHAライターのMizzochiKumiko Ishigakiが訪問しました。2人の目から見た魅力をお伝えします!

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※本記事はMATCHAライターの個人的な感想を含みます。内容については「Gramprookしまなみ」の公式見解でないことをお断りします。

  • 目次

人口約10人の島に生まれた絶景ホテル

最初に、「GLAMPROOKしまなみ」がある馬島についてと、なぜこの場所にホテルが誕生したのかを紹介します。

馬島とは?

ホテルのある馬島は、愛媛県の今治市の中心部から車で20~30分ほど行った先にある小島。江戸時代に馬の放牧が行われていたことから、「馬島」と名付けられたと言われています。

第二次世界大戦後、馬島は、花卉の一大産地として栄えました。また、好漁場であるため、多くの釣り人も訪れるなど、馬島にはさまざまな魅力があります。

しかし、近年の日本の人口減少により、馬島もどんどん住民が減っていき、今や島の中に住むのは10人ほどとなりました。

極上のプライベート感が味わえる島へ

現在「GLAMPROOKしまなみ」となっている建物は、もともと民宿でしたが、地域の人口減少に伴って数年前に廃業していました。

ここをリノベーションし、馬島を再び魅力的な場所にできないか。そして、美しい自然も守っていけないか。そんな思いで生まれたのが、「GLAMPROOKしまなみ」です。

「GLAMPROOKしまなみ」が誕生したことにより、馬島は、極上のプライベート感が味わえるリゾートとなりました。

島では別荘のような形で家を維持している元島民も多く、畑や道はきれいに整備されています。

また、島民の安全のため、馬島では一般車両での乗り入れは禁止されています。島の住民やホテルの送迎車など、特別に許可を得た車しか入ることができません。そのため、島を訪れる人は限られています。

そんなプライベート感満載の、静かな島では、聞こえてくる音が街中とはまったく違います。

ビーチに打ち寄せる波、船の汽笛、虫の音……。自然の豊かな島だからこそ、音に耳をすませば、五感が冴えわたっていくようです。

広々とした空を眺め、この土地ならではの食に舌鼓を打ち、穏やかに流れる時間を満喫できる。それが、馬島と「GLAMPROOKしまなみ」です。

「GLAMPROOKしまなみ」の3つの魅力(客室、体験、グルメ)

「GLAMPROOKしまなみ」は、瀬戸内の魅力を感じたい方、カップルや家族・友人との親密な時間を過ごしたい方、どちらにもオススメの宿泊施設です。

その魅力を客室、アクティビティ、食の3つの観点から紹介します。

魅力1 ホテル・グランピングで選べる客室

客室はホテル棟とドーム型テントの2種類の客室があり、ホテルとグランピングという異なる宿泊体験ができます。

ホテル棟の客室は6種類。少人数にぴったりなSUPERIOR TWIN(38㎡、定員3名)から、最大8名まで宿泊できるJUNIOR SUITEまで、さまざまなタイプの部屋があります。

どの部屋も北欧風のナチュラルなテイストのインテリアがオシャレで、ほとんどの部屋がオーシャンビューです。さらに、半露天風呂があるお部屋などもあります。

ドーム型テントの客室は、約100㎡(アウトドアリンビングを含む)と広々。天井が高く、柱もないため、開放感があふれています。そして、ここからは、すぐ目の前に広がる海の絶景を楽しむことができます。

室内のインテリアは、アウトドアライクな家具や小物で統一されており、グランピングのわくわく感を盛り上げてくれます。

テント内にはお風呂やトイレなどがありませんが、ホテル棟はすぐ隣にあり、大きな不便はありません。また、ホテル棟には大浴場もあります。

ホテル棟、ドーム型テントでの滞在レポートは、こちらで紹介しています。

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