【タイ】EV充電所の基準作成、ユーロ5は5月目標[車両]

タイのエネルギー省エネルギー事業局は今年、電気自動車(EV)充電ステーション設置に関する基準作りに着手する。関係5機関で覚書を結び、許認可の統一と効率化を図る。また軽油の欧州の排ガス規制「ユーロ5」準拠義務は5月1日の完全切り替えを目指す。

EV充電ステーションの設置については、エネルギー事業局とエネルギー規制委員会(ERC)、タイ発電公団(EGAT)、首都電力公団(MEA)、地方電力公団(PEA)の関係5機関で覚書を結び、許認可手続きの期間と内容を統一し、効率化と高速化を進める。

また今年1月1日に準拠義務化したユーロ5については、まず軽油について、「B7(パーム油7%混合のバイオディーゼル燃料)」の標準化と、「B20(同20%混合)」を選択肢として残す措置を5月1日以降に徹底させる。事業者には、5月までの切り替えを求める。

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