全国のスイーツを無人販売 建設業・あおい商事 茨城・水戸、2月開店 SNS映え50種類

店舗内に置かれる大型冷凍庫(あおい商事提供)

建設業のあおい商事(茨城県水戸市、小野瀬将紀代表)は2月3日、水戸市千波町の千波ショッピングプラザ内に、全国のスイーツを無人販売する「24Sweets shop水戸店」を開店する。和洋菓子などSNS映えするスイーツを常時50種類販売する。小野瀬代表(36)は「びっくりするような商品をそろえる。水戸のまちに必要とされる店づくりを目指す」と意気込む。

オープンするのは、ショッピングプラザ内にあった同社の子会社が運営するストレッチ専門店「極-GOKU-ストレッチ水戸店」のテナント跡地。会員数が100人を超え手狭になったことから、近隣に店舗を移転。あおい商事は、空きテナントを利用して、家族層が多い同市千波町の地域で喜ばれると考え、スイーツ専門店の出店を決めた。

水戸店は、スイーツの無人販売所を運営するトゥエンティフォー(広島県)のフランチャイズ店。福岡や大阪、栃木など全国に約74店舗ある(1月12日時点)。茨城県ではひたちなか店(ひたちなか市東石川)に次いで2店舗目となる。

商品は全て冷凍で扱う。小野瀬代表がトゥエンティフォーが取り扱う商品の中から厳選。水戸店では、瓶に団子が詰められた「みたらし団子瓶」(福井県)、透明の缶にケーキが入った「ショートケーキ缶」(徳島県)、ロール上に巻かれたアイスがいくつも並ぶ「ロールアイス」(東京都)など人気商品をそろえる予定だ。

店内には大型冷凍庫8台を導入する。客側は、お目当ての商品を籠に入れ、会計の機械に個数を入力し、表示された金額を現金かクレジットカードで支払う仕組み。

今後は、茨城らしさを商品のラインアップに盛り込む予定。同社が昨年から手がける「冷凍焼き芋」など焼き芋の加工品も今年中に販売を始める。小野瀬代表は「写真に撮りたくなるような商品。お土産としても利用してもらえたら」とアピールする。

価格は1個100~1500円(税込み)。商品や入荷状況は水戸店のインスタグラムで公開していく。

瓶にみたらし団子が入った「みたらし団子瓶」(あおい商事提供)

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