17日(水)の天気 太平洋側を中心に広く晴れ 日本海側は下り坂へ 一日の気温差に注意

 きょう17日(水)は、冬型の気圧配置が弱まり、西日本や東日本を中心に高気圧に覆われるため、全国的に晴れる所が多くなる見込み。朝と昼の気温差が10℃を超える所も多く、体調管理に注意し、服装選びにも工夫が必要だ。
 また、今夜は西から前線が近づくため、日本海側では雨の降り出す所がある見込み。

放射冷却強まり厳しい冷え込み 昼間は日差しに温もり

 高気圧圏内で穏やかに晴れている分、けさは放射冷却が強まって、西日本や東日本では、きのう(火)の朝よりも冷え込んでいる所が多い。
 昼間は日本海側でも日差しの届く所が多く、冷たい北風も弱まるため、きのうよりも気温が高くなる見込み。特に北日本では、きのうよりも大幅に高くなり、寒さが和らぎそうだ。朝と昼の気温差が大きいので、服装で体感気温を調節し、体調を崩さないように気を付けたい。

全国的に貴重な晴れ間 夜は西から下り坂

 朝のうちは、北海道など一部で雪が降る所があるが、日中は全国的に晴れる見込み。風も弱まるため、穏やかな陽気となりそうだ。空気も乾いて洗濯日和となるが、太平洋側では広く乾燥注意報が発表されているので、火の取り扱いに注意が必要となる。夕方以降は、西日本から雲が広がり、今夜は日本海側で雨や雪が降り出す所がある見込み。

 あす18日(木)は、西日本を中心に雨が降り、週末にかけては、全国的に天気が崩れて、雨や雪が降る所が多くなりそうだ。きょうの穏やかな晴れ間は貴重で、洗濯や布団干し、外での作業など有効に活用したい。

(気象予報士・海老原美代子)

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