きょう17日(木)の北陸は、朝から青空の広がる所が多く、日差しがたっぷり届く昼間は寒さが和らぐ見込み。夕方からは雲が増え、今夜は、能登半島周辺で、次第に雨が降り出しそうだ。

朝と昼の気温差大きい

　けさは、石川県や富山県では全域で気温が氷点下まで下がるなど、北陸では厳しい冷え込みとなっている。朝の身支度など体を動かす前に、室内を出来るだけ暖めるなどして、体への負担を少なくするようにしてほしい。また、屋外では、積雪や路面の凍結に注意が必要だ。
　昼間は寒さが和らぎ、最高気温は、輪島・金沢・福井10℃、富山9℃、新潟8℃の予想。きのうよりも5℃以上高くなるため、多雪地帯ではなだれに注意し、雪が緩むことによる屋根からの落雪にも注意が必要となる。

きょうの青空は貴重

　きょうは、風や雪が収まり、昼過ぎにかけては穏やかに晴れる見込み。青空の下、日差しがたっぷり届きそうだ。夕方からは雲が広がり、今夜は、能登半島周辺で、次第に雨が降り出す見込み。雨の範囲は、あす18日(木)の日中には北陸全域に広がり、20日(土)・21日(日)は雨か雪となりそうだ。あす以降は、しばらくまとまった晴れ間が期待できないため、きょうの穏やかな晴れ間は貴重で、出来るだけ有効に活用したい。

（気象予報士・海老原美代子）