奈良南高校生徒会が募金活動 - 能登半島地震

生徒会募金の呼びかけに協力する高校生=16日、大淀町下渕の県立奈良南高校

 昨年の修学旅行で石川県を訪れた奈良県立奈良南高校(大淀町下渕、佐野勝典校長)の生徒会は16日、能登半島地震義援金の募金活動を始めた。19日まで。

 修学旅行は昨年6月、2泊3日で輪島市や金沢市を訪れ、美しい風景の中で仲間と過ごし、かけがえのない思い出をつくった。生徒会長の山下柊三さん(17)は「お正月に震災報道を見てショックでした。私たちの応援で被災した皆さんの生活を少しでも支えることができれば」と話した。

 正門前で午前8時15分から30分間、募金箱と報道写真を手に「お願いします」と呼びかけた。昇降口に向かう生徒らが財布から小遣いを出したり、家から用意してきた募金を入れたりしていた。

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