メキシコが36年五輪を断念 「競争非常に厳しい」

 【ジュネーブ共同】メキシコ・オリンピック委員会は16日、目指していた2036年夏季五輪の招致を断念すると発表した。ロイター通信が報じた。同委員会のアルカラ会長は「国際オリンピック委員会(IOC)と話し合い、競争が非常に厳しいことを知った」と理由を説明した。今後はユース五輪の招致を検討していくという。

 メキシコは1968年にメキシコ市で夏季五輪を開催した経験を持つ。しかし、2036年招致はインドやエジプト、カタールなどが興味を示し、候補が乱立している。

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