安倍派谷川衆院議員が自民長崎県連会長を辞任

 自民党派閥パーティーをめぐる裏金問題で4000万円の裏金疑惑が持たれている元文科副大臣・安倍派の谷川弥一衆院議員(長崎3区、7期)が15日、県連会長を辞任すると県連が発表した。

 東京地検特捜部は政治資金規正法違反の疑いで立件にむけ動いているもようで、谷川氏は今回の問題に対して国民、県民、自民党員に迷惑をかけたことを陳謝する旨をコメントするとともに「一身上の理由」を理由に辞任するとしている。

 谷川氏は前回選挙(2021年)では公明党の推薦を受け5万7223票を得て7選目を果たした。次点の山田勝彦氏(重複立候補で比例復活当選)とはわずか2034票差と僅差での当選だった。有効投票数に占める割合は40.7%、山田氏に1.5ポイント差までに追い上げられていた。(編集担当:森高龍二)

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