元プロ野球選手・石井琢朗さんが母校で特別授業「夢や目標を持つこと両親に感謝することが大切」

 元プロ野球選手で現在は横浜DeNAベイスターズのコーチとして活躍している佐野市出身の石井琢朗さんが、16日に母校の小学校を訪れ児童と交流しました。

 佐野市の犬伏小学校を訪れたのは、1983年にこの小学校を卒業した石井琢朗さんです。

 進学した足利工業高校では、2年生の時にエースとして夏の甲子園大会に出場、卒業後は大洋ホエールズ、現在の横浜DeNAベイスターズに入団し、2000本安打を達成するなど活躍しました。

 16日の特別授業は、犬伏小学校の創立150周年を記念して、子どもたちに夢や希望について考える機会にしてもらおうと、小中学校の先輩舘野道明校長らの働きかけで実現しました。母校を訪れた石井さんは、舘野校長と一緒に懐かしい校舎を見て歩きました。

 午前中に行った授業では、1年生から3年生約240人が参加し、児童からの質問に答えたりクイズを行ったりしたほか、バッティングやピッチングも披露しました。

 そして、石井さんは「夢や目標を持つこと、一生懸命生きることと、両親に感謝することが大切」と児童に語りました。

 その後、犬伏小学校の学童野球チーム「犬伏IHSクラブ」のメンバー13人と給食を食べ、クラブの先輩として後輩の子どもたちと野球の話題などで楽しく交流をしました。

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