右翼手トップ10 1位はアクーニャJr. 6位に鈴木がランクイン

MLBネットワークでは毎年、各ポジションの「現在のトップ10」を選出しており、今年もその恒例企画がスタートしている。選手の個人成績に加え、攻撃面や守備面の各種指標、リサーチチームによる分析などをもとに、伝統的なスタッツと先進的なデータの両方を使ってランキングを作成。先発投手部門でゲリット・コール(ヤンキース)、捕手部門でアドリー・ラッチマン(オリオールズ)、遊撃手部門でコリー・シーガー(レンジャーズ)が1位に選ばれたのに続き、日本時間1月17日には右翼手部門のトップ10が発表された。

MLBネットワークが発表した右翼手トップ10は以下の通り(カッコ内は昨年の順位)。

1 ロナルド・アクーニャJr.(5)
2 カイル・タッカー(4)
3 フアン・ソト(左翼手2位)
4 コービン・キャロル(圏外)
5 フェルナンド・タティスJr.(9)
6 鈴木誠也(圏外)
7 ジョージ・スプリンガー(6)
8 テオスカー・ヘルナンデス(8)
9 アドリス・ガルシア(圏外)
10 ジョシュ・ロウ(圏外)

アクーニャJr.が1位に選ばれたことに驚きはないだろう。昨季は159試合に出場して打率.337、41本塁打、106打点、73盗塁、OPS1.012という驚異的な活躍を見せ、メジャー史上初となる40本塁打&70盗塁を達成。満票でナ・リーグMVPに選出された。昨年のランキングで右翼手1位だったアーロン・ジャッジは、今年は中堅手部門でランキングの対象となっているが、ジャッジが右翼手部門でノミネートしていたとしても、アクーニャJr.の1位は変わらなかったはずだ。

ポジションが変わった選手では、パドレスからヤンキースへトレードされたソトが昨年の左翼手部門2位から今年は右翼手部門で3位にランクイン。昨年のトップ10にランクインしていた選手では、アクーニャJr.のほか、タッカー、タティスJr.、スプリンガー、ヘルナンデスが今年も引き続きランクインした。

鈴木はメジャー2年目の昨季、138試合に出場して打率.285、20本塁打、74打点、6盗塁、OPS.842をマーク。特に後半戦は打率.313、13本塁打、OPS.938と調子を上げ、9月以降は打率.370、7本塁打、OPS1.119と素晴らしい活躍を見せた。今季はさらに成績を伸ばすことが期待されており、MLBネットワークの右翼手ランキングでも6位という高い評価を受けている。

なお、今後のトップ10発表予定は以下のようになっている(日付は日本時間)。

1月18日 二塁手
1月19日 一塁手
1月25日 左翼手
1月26日 中堅手
2月1日 三塁手
2月2日 救援投手

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