冬こそ独りで“ボッチ練” こっそりスイング固めてスコアアップ 清本美波

「効率のいい練習法が分からない人」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーEさんの悩み】
「コーチやサポートする人が付いているプロとは違い、我々アマチュアは練習場でできることが限られてしまいます。独りでもできる効率のいい練習法はあるのでしょうか?」

【清本美波のレスキュー回答】
(現在)コーチは父親ですが、私も練習は基本的に独りです。スイングチェックも、その判断もほぼ独りで行っています。ただ、ボールの行方だけでは、偶然良いショットが打てたのか、納得のいくスイングができたのかが不明なため、なかなか上達につながりません。そこで今回は、セルフでできる目安が明確な方法を3つご紹介します。

1. ハーフウェイバックで止めてフェース確認

フェース面は斜め45度が大体の目安(撮影/小林司)

まず1つ目は、基本的なチェック法ですが、テークバックの途中ハーフウェイバック(シャフトが地面と水平の位置)で一度スイングを止めます。フェースの向きが前傾と同じ角度であればOK。上を向いているようなら、開いてしまっている証拠です。

2. ボール2個を後方に転がす

後方ストレートに転がすのは非常に難しい(撮影/小林司)

2つ目は、アドレス時のヘッドの後ろにボールを2個置き、転がしながらテークバックを行います。両方のボールが飛球線後方に真っすぐ転がっていけばOK。インサイドに転がるようなら、ひょいっと手のみでクラブを挙げている可能性が高いです。

3. スマホで撮影してお尻をチェック

右尻しか見えない→前傾が浅く腕が伸び上がっている(撮影/小林司)

3つ目は、スマートフォンの動画機能を使って後方からスイングを撮影し、お尻の向きをチェックする方法。インパクトの瞬間、左のお尻が見えて(カメラと正対して)いるか。隠れているときは、手打ちになっている場合が多いので注意しましょう。

【今回のまとめ】超カンタン♪ 用意するものはスマホのみ!

ベストな見え方(左)と完全NGな見え方(右)(撮影/小林司)

・ハーフウェイバックで止めてフェース確認
・ボール2個を後方に転がす。
・スマホで撮影してお尻をチェック。

取材協力/養老カントリークラブ

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