専門学校の学生が卒業記念の献血 「地震もあったので少しでも役に立ちたい」 冬は輸血用の血液が不足

この春に卒業を迎える広島市の専門学校の学生たちが記念の献血をしました。

献血をしたのは広島市中区にある広島会計学院ビジネス専門学校と、広島外語専門学校の学生です。学校では毎年、卒業前の学生が記念の献血を企画していて、ことしで40回目を迎えました。

卒業記念献血献血実行委員会 広島外語専門学校2年 山上友紀乃さん「学生として社会貢献できる最後の機会ですのでより多くの学生に協力してもらい、より多くの人の助けになれば」

広島県赤十字血液センターによりますと、寒さが厳しい冬の時期はインフルエンザなどの感染症の流行もあって、献血ができる人の人数が減るといいます。

献血した学生
「震災とかもあるので少しでも役に立てたらなと思いました」「初めてです。また機会があれば参加したいと思います」

今年度は新型コロナの5類の移行で、集団献血の動きが戻りつつありますが、輸血用血液の供給はまだコロナ禍前の水準には達していないということで、広島県赤十字血液センターは献血への協力を呼びかけています。

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