この春、広島県の江の川に放流するアユの稚魚が、三次市の育成場に到着しました。
三次市にある江の川漁協の「中間育成場」です。16日、およそ27万匹のアユの稚魚が搬入されました。
竹原市で孵化した稚魚で体長は、5~6センチ。体重は0.8グラム程度です。
天候の関係で例年より1週間、遅い搬入となりましたが、アユ自体は、順調に育っているということです。さっそく、水温14度の水槽に移され、元気に泳いでいました。
江の川漁業協同組合 高岡敏副組合長「病気を出さないように気を付けて注意深く育ててやりたいと思います。ぜひ江の川でのアユ釣りを楽しんでもらいたいと思います」
中間育成場で大切に育てられたアユは、3月の下旬から江の川に放流されます。