「THE SECOND」注目の漫才師が参戦! 大ベテランのザ・ぼんち、前大会ファイナリスト、「M-1」敗者復活戦組も続々

フジテレビ系で5月に放送される、“結成16年以上”の漫才師たちによる賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」(時間未定)の第2回大会に、数多くの漫才師が参戦を表明。最終的に、130組を超えるベテラン漫才師たちが“セカンドチャンス”の夢をつかみ取るべく、名乗りを上げた。

「THE SECOND~漫才トーナメント~」は、出場資格が「エントリー時点で結成16年以上」であること。実力や才能はあっても、賞レースに出られないため、ブレークのきっかけが見いだせない漫才師たちに“セカンドチャンス”をつかんでほしいという願いを込めて、フジテレビが新たに立ち上げた漫才賞レースだ。

2023年末に始動した第2回大会。そのエントリー中間報告では、第1回大会で王者・ギャロップを脅かしたマシンガンズや、前回はハチミツ二郎の病気療養のために出場辞退を余儀なくされた東京ダイナマイトがエントリーした。それ以降もエントリーは後を絶たず、前回「ノックアウトステージ16→8」に進出を果たした、かもめんたる、流れ星☆、2丁拳銃、三日月マンハッタン、ラフ次元、ランジャタイ、「ノックアウトステージ32→16」に進出したガクテンソク、シャンプーハット、ジャルジャル、タモンズ、ツーナッカン、Hi-Hi、フルーツポンチ、モダンタイムス、モンスターエンジンが再び出場を表明している。

その後も、第1回大会で華々しい活躍を見せた強豪たちがエントリー。前回ファイナリストのテンダラー、囲碁将棋、金属バットのほか、前回「16→8」進出組のCOWCOW、タイムマシーン3号、そして前回「32→16」進出組のスーパーマラドーナ、スリムクラブ、インポッシブルの出場が決まった。

また、昨年「M-1グランプリ」のラストイヤーを戦い終えたばかりの漫才師たちも多数参戦。既にアナウンス済みの、がっつきたいか、祇園、ダブルアート、ツートライブ、馬鹿よ貴方は、バンビーノ、リニアに加えて、アイロンヘッド、どんぐり兄弟、ななまがり、ヘンダーソンが新たにエントリーを遂げた。

中でも、ななまがりとヘンダーソンは、昨年の「M-1」で敗者復活戦まで勝ち進んだ注目株だ。今年結成16年を迎え、次なる目標へ向けて動き始めた彼らが一体どんな漫才を見せてくれるのか、期待が高まる。このほか、初出場組として、2000年代に「爆笑オンエアバトル」(NHK総合)などのネタ番組で一世を風靡(ふうび)したアメリカザリガニやハイキングウォーキングらも気になる存在だ。

さらに、1972年にコンビ結成し、80年代漫才ブームの立役者として一時代を築いたベテラン漫才コンビであるザ・ぼんちの初参戦が決定した。ほかにも、87年結成のショウショウ、90年結成のはりけ~んず、94年結成のダイノジ、97年結成のエルシャラカーニ、トータルテンボス、どりあんず、レイザーラモンら、25年以上のキャリアを誇るベテランが軒並み名を連ねており、前大会以上にハイレベルな戦いが繰り広げられそうだ。

今大会では、初戦となる「選考会」を東京・大阪の2会場で開催。「東京選考会」はCBGKシブゲキ!!で2月2~4日に、「大阪選考会」はYES THEATERで2月13・14日に実施される。各選考会の出場者やタイムテーブル、チケット情報は公式サイトに掲載されている。なお、観覧チケットは本日1月17日午前10:00から、FANYチケットで発売開始。

この「選考会」で選ばれた32組が続いて出場するのが、1対1のタイマン形式で漫才バトルを展開する本戦トーナメント「ノックアウトステージ」。32組から16組に絞られる「開幕戦ノックアウトステージ32→16」が3月に、16組から8組に絞られる「ノックアウトステージ16→8」が4月に、いずれも2日間にわたって東京・お台場のフジテレビ本社で開催予定。なお、「ノックアウトステージ」の詳細も公式サイトなどで随時告知される。

激戦を勝ち抜いた8組のファイナリストたちは、5月に全国ネット・ゴールデンタイムに生放送される最終決戦「グランプリファイナル」で激突する。およそ5カ月にわたて実力派ベテラン漫才師130組以上が参戦し、“ネタ時間6分以内”の珠玉の漫才を引っさげて真剣勝負を見せる唯一無二の漫才トーナメントバトル。果たして2代目王者の栄冠を手にするのは?

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