続けることが最も大事!断食するには「ずぼら」なくらいがちょうどいい理由【専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方】

ずぼら断食=グレーゾーン思考

ダイエットがうまくいかない理由のひとつに、心構えによる失敗が挙げられます。「完璧にやらないとダイエットは成功しない」、「少しでもルールを守れなかったらそこでアウト」のような、思考のクセや物の見方が挫折に繋がってしまいます。

しかし、ずぼら断食では完璧は必要ありません。いくら頑張ろうとしても、付き合いで食事に行ったり、ストレスでいつもより多く食べてしまうこともあるでしょう。そんな、思い通りにいかない日のことを前提に、断食の仕組みを構築しているからです。

ずぼら断食は1週間が1サイクルなので、うまくいかない1週間があったとしても、次の週から仕切り直すことができ、何度でもリスタートが可能です。そして、一度の失敗をすぐにとり戻せる仕組みも整っています。

例えば、付き合いで夕食にフルコースを食べたら、翌日の朝と昼の食事で調整する、あるいは胃がもたれる、だるいといった体の不調を感じるなら、「8時間断食」や「16時間断食」をとり入れるなど。あれがよくてこれはダメという白黒思考ではなく、ずぼら=グレーゾーン思考で、バランスをとりながら進めていきましょう。

出典:『専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方』

【書誌情報】
『専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方』
著:関口 賢

運動不足や日々の生活の忙しさなど、さまざまな理由で太ってしまった、さらに「何をやっても痩せない…」という人も多いと思います。そんな人に向けて、本書では10万人以上を痩せさせてきたダイエット専門鍼灸院の総院長である著者が考案した、自宅でできる究極のダイエット法『ずぼら断食』を紹介します。人間は食べることが必要不可欠ですが、食べることで不健康にもなります。体のためにと思って食べていたことが、逆に体の負担になってしまっていることもあり、それが肥満や不調の元になっているのです。まずは食べないことがどのような健康効果をもたらすのかを徹底解説。そのうえで、誰でも簡単に取り入れられる8時間断食から、痩せて体質改善もできる16時間断食、ストンと痩せて体がリセットできる24時間断食、さらにストイックにガッツリ体重を落としたい人向けの32時間断食など、自分自身の目的とやりやすさに合わせた4つのプログラムから選択できます。栄養過多な状態にある体を断食で一度リセットすることで、何をしても痩せなかった体がみるみる痩せていくだけでなく、慢性的に感じていた不調や健康診断の数値も劇的改善できます!ダイエットでなかなか結果がでない人も、疲れやすかったり、原因不明の謎の不調を抱えている人などにもぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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