700馬力のアメ車が下北沢を爆走 時価数億円のレコード巡るコメディ 「シモキタブレイザー」予告

2024年2月16日より劇場公開される、安藤光造監督によるコメディ映画「シモキタブレイザー」の、予告映像が公開された。

予告映像では、お金のないKEN(佐藤嘉寿人)とSMOKY(赤名竜乃介)が、愛犬のブービーを救うためと空腹を満たすため、闇バイトで宝石店に強盗に入り、時価数億円のレコードまで盗んだことから、警察やギャングに追われ、下北沢の街を逃げ回る様子などが描かれている。迫力のカーチェイスシーンや、700馬力を誇る名車トランザムの爆走シーンも映し出されている。

「シモキタブレイザー」は、時価数億円の伝説のレコード「シモキタブレイザー」をめぐるコメディ。安藤光造監督が、自身の生まれ故郷である下北沢を題材に描いた。主人公のKENを演じるのは、元VOYZ BOYのメンバーで、映画「東京リベンジャーズ 血のハロウィン編」に出演した佐藤嘉寿人。KENのパートナーであるSMOKY役を赤名竜乃介が務める。ほかに、青木謙、兒玉遥、出口亜梨沙、浦彩恵子、モロ師岡らが出演する。フォード・GT40、ランボルギーニアヴェンタドール、マクラーレン750などの往年の名車も登場する。

佐藤嘉寿人と安藤光造監督のコメントも公開された。コメントは以下の通り。

【コメント】

■佐藤嘉寿人
この度初の主演を務めさせていただきました。佐藤嘉寿人です。
撮影から今まで、そして公開されるまで全てが未知の感覚です。
お話を頂いた時は、正直驚きと共にワクワクが止まりませんでした。
安藤監督を中心に熱いキャストの皆さんと共に熱々な撮影期間を過ごし、やっと皆さんにお届けできる事、凄く嬉しく思います。
シモキタを舞台にKENが愛犬のブービーの命を助ける為に闇バイトに手を出し、今という瞬間を必死に生きていく姿を是非劇場で観ていただきたいです。

■安藤光造監督
闇バイトをはじめ、世の中に転がるダークな社会の裏側をポップに描いてみました。
この本を書いたのは約20年前。まだ誰もこの馬鹿さ加減に気付いていなかった。
若い時はみんな金が無い。けれども熱は有る。
とりあえず何でもやってみればいいじゃん!そう。何となくありそうなストーリー。
遠慮なんか要らないのだ、言いたい事やりたい事を痛快にやればいい。
失敗なんか誰でもあるじゃん。失敗して成長する。そんなの当たり前。
パルプフィクションとは少し違うが、Made in Japanのお馬鹿映画、これからももっと加速したパワーアップ版を撮って行きたいと思います。
劇中一つくらいはクスッと笑ってもらえたら嬉しいですね!
とにかく役者がみんな濃い、現場は楽しく厳しくもゲラゲラ笑いながら撮った映画。このクセありキャストたちを見逃すな!
Let's get this started!

【作品情報】
シモキタブレイザー
2024年2月16日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国ロードショー
配給:アルバトロス・フィルム
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