ディーン・フジオカが「おっさんずラブ-リターンズ-」第4話にカメオ友情出演。今世紀最高峰のバチェラー役!?

ディーン・フジオカが、テレビ朝日系連続ドラマ「おっさんずラブ-リターンズ-」(金曜午後11:15。一部地域で放送時間が異なる)の1月26日放送・第4話にカメオ友情出演することが決定した。

「おっさんずラブ-リターンズ-」は、2018年に日本中をピュア過ぎる愛で包み込んだ「おっさんずラブ」の続編。新婚生活を送る“はるたん”こと春田創一(田中圭)と牧凌太(林遣都)、彼らの新居に乱入してくる家政夫の黒澤武蔵(吉田鋼太郎)が、新しい“愛のカタチ”を模索していく“爆笑胸キュンホームドラマ”だ。

ディーンが演じるのは、今世紀最高峰の“バチェラー”であるラガーフェルド・翔。牧の元カレで、現在はすっかり恋愛迷子で、仕事中もマッチングアプリに没頭したり、SNSで病んだつぶやきを連発中の武川政宗(眞島秀和)が、恋愛リアリティーショーに応募し、出演することに。そこで武川が“おむつパートナー”にしたいと狙う相手だ。

撮影現場にたたずんでいる純白のタキシードに身を包んだ翔は、スイスの王族の血を引いているが日本の一般家庭で育ち、現在は貿易会社の社長兼投資家として莫大な資産を保有する、努力家でたたき上げの苦労人。趣味は盆栽鑑賞と琴の演奏で、世界を股にかけて仕事をするペンタリンガルでもある。知性と気品を兼ね備え、“今世紀最高峰のバチェラー”と解禁時からネットで騒がれているという異様なまでの情報量を有するキャラクターだ。しかもその設定は、劇中では登場しないとのこと。

ディーンは「日本だけでなく世界中にファンを持つ、あの『おっさんずラブ』からついにお声が掛かって、長年の夢がかなった! …そんな気持ちと、一体自分に何ができるんだろうという不安な気持ちとで、ちょっと複雑な心境でした」と率直な思いを明かす。「2018年に前作が放送されていた時は、私もちょうど同じタイミングでドラマを撮っていたので、『おっさんずラブ』のうわさはたくさん聞いてたんですが、どちらかというと“ライバル”みたいな感覚でもありました。同時に、どこかトガッた自由な発想のお話を“ラブコメ”という形で描いていて、楽しそうだなと思っていました。なので、なんなら今日は敵対心むき出しで乗り込んできました(笑)」と、ちゃめっけたっぷりに意気込みを語る。

また、演じる翔については「どんな役なのかが全く分からなかったので、プロデューサーさんからキャラ設定の資料を送ってもらったんです。長い文章で、スイスの王族がどうとか、たたき上げだとか、いろいろ書いてあったんですが、文章の最後は『今作では描かれませんが、人間のクズだということが恋リア内で露呈して、最終的には炎上する…という人間の業を背負った役柄になります』という言葉で締められていたので、“クズでいいんだ!”という圧倒的な肯定感がありましたね(笑)。そんな肯定感に包まれながら、一文字一文字を胸に刻んで撮影に臨み…結局、ラガーフェルド・翔が一体何者なのか、本当に分からないままクランクアップしました(笑)」と告白。独特のキャラクター演じることを楽しんだ様子だ。

主演の田中とは、これまでに2作品での共演経験があるものの、「現場が同じだったのは『記憶にございません!』(2019年)という映画の1シーンのみですが、いきなり建物の高いバルコニーから飛び降りて消え去って行かれたので、特にお話する機会を持てないまま今日を迎えました(笑)」と苦笑。さらに、「今回ご一緒させていただいた眞島さんは、すごく印象的な方でした。“『おっさんずラブ』に来てくださってありがとうございます”と言ってくださったり…一言で言うと“サンシャインラブ”を体現されたような方という印象でしたね!」と、含みをもたせた言い回しで表現。

そして「『おっさんずラブ』の撮影現場は、笑いに包まれていてとても明るく、そのスピード感に驚きました。テンポ感がすごく大事なんだなと思いました。印象的だったのは、ドライでも本番でも、スタッフさんがみんな、お芝居を見ながらずっと爆笑していたことで…とっても気が散りまし…いやいや冗談です(笑)。まるで見せ物になっているような感覚をどこか気持ちよく感じながら、キャスト・スタッフみんなで笑いながら、楽しむことができました」と、これまでに経験したことがない現場の雰囲気に驚いたことを伝えつつ、「ただ、僕はいまだに、『おっさんずラブ』に出演したことがドッキリなんじゃないかと思っていて、信じていません(笑)。なので皆さん、ぜひ放送をチェックして、ラガーフェルド・翔は一体なんだったのか…一緒に語り合いましょう!」と呼び掛けている。

1月19日放送・第3話では、春田と隣家の住人・和泉幸(井浦新)とのキスシーンを目撃し、武蔵は衝撃を受ける。さらに、牧が元カレ・武川の自宅に入って行くところまで目撃してしまう。これはまさかのダブル不倫なのか!? 信じがたい事実に葛藤しつつ、武蔵はひとまず“昼顔不倫の真実”を突き止めるべく内偵を開始する。果たして春田と牧の不倫疑惑の行方は? そして謎に包まれた隣人・和泉&六道菊之助(三浦翔平)の正体とは!? 今回も息をもつかせぬ展開が待ち受けている。

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