高校生を逮捕…会社役員とカラオケ店に入り、催涙スプレーかけ2500万円を強奪 一緒に奪った3人は逃走中 午後3時の西川口 役員38歳が現金を持っていた理由判明、4人は知人 襲いかかった高校生は18歳

カラオケ店で現金2500万円奪われる=川口市

 14日午後2時55分ごろ、埼玉県川口市西川口1丁目のカラオケ店の個室内で、会社役員の男性(38)が知人の男4人に現金2500万円を奪われた。川口署は同日、4人のうち相模原市の自称高校生(18)の男を強盗容疑で逮捕した。同署は逃走した3人の行方を追っている。

 逮捕容疑は共謀の上、同日午後2時55分ごろ、同店で男性に対して催涙スプレーを使用し、現金を奪った疑い。県警は共犯事件のため、認否を明らかにしていない。男性にけがはなかった。

 被害男性の知人が110番。警戒中の警察官が現場付近で男に声をかけ、署に任意同行した。男性は現金を持っていた理由について「貸すため」と話しており、同署が詳しい経緯を調べている。

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