子育てから高齢者まで徹底サポート!“誰一人取り残さない街” 市川市

子育てから高齢者まで徹底サポート!“誰一人取り残さない街” 市川市

 千葉県には「遊んで」「住んで」「働いて」、日々の暮らしを豊かにするポイントがたくさんあります。

 その中でも、市川市と鴨川市の2つの街にフォーカスした番組「わが街の未来予想図 ~行きたい、住みたい、働きたい~」が1月1日、チバテレで放送されました。

 今回は、番組で紹介された「市川市」の新たな魅力を見つけに行きましょう♪

■ 市川市ってどんな町?

 千葉県の北西部に位置する市川市は、江戸川を隔てすぐ隣に東京都があり、都心へのアクセスが良い街。

 市川市は、東京都に隣接している良好な立地に加え、7路線16駅といった鉄道網、京葉道路や湾岸道路、外環道路といった広域道路交通網など、交通利便性に優れているのがポイント!

 千葉県内では第4位の人口規模を誇る便利な立地でありながら、河川敷の豊かな緑にも恵まれ、若い世代を中心に「住みたい街」として注目されているんです。

 住宅都市だけでなく、梨やトマトなどの農地や緑地、江戸川や三番瀬などの水辺にも囲まれていて、自然環境にも恵まれているのが特徴です。

 さらに、著名な作家や芸術家の足跡もある市川市は、歴史・文化が育まれてきた街でもあるんですよ♪

■ “誰一人取り残さない街”へ!子どもから高齢者までサポート強化

 そんな市川市には、都心へのアクセスなどの利便性が高いため若い世代の転入が多い反面、子育て世代の転出超過という課題も…。

 そこで市川市では、さまざまな“子育て世代”への支援も強化!

・市立学校の給食を完全無償化
・第2子以降の保育料無償化 など

 子どもが成長するまで切れ目のない支援を重点的に行い、子育て世代へのサポートを充実させています。

 支援しているのは子育て世代だけではありません。

 75歳以上の後期高齢者を「ゴールドシニア」と称して、市内で利用できるようにバス・タクシーチケットを支給する「ゴールドシニア75↗事業」など、高齢者に対する施策も充実しています。

 さらに、歩いて貯めるポイント事業「Aruco」などを利用して、健康寿命 日本一を目指しているんです!

 このように、市川市ではライフステージに寄り添った支援、サービスが充実。

 誰もが健康でいきいきと自分らしく活躍できる「誰一人取り残さない」社会づくりを目指しています♪

 そして、2024年で市川市は市制施行90周年!
 記念すべき節目を盛り上げるべく、「わくわくするまち いちかわ」をキャッチフレーズに、新たにロゴマークとテーマソングも発表されました♪

 ロゴマークは、新たな冒険や未知の世界への挑戦を連想させる「気球」をモチーフにしていて、市川市が常に新しい可能性に向けて進む意欲や、チャレンジしていく姿を表現しているのだとか。

 さらに市制施行日となる11月3日には、市川市文化会館で記念式典も実施。
 新年度となる4月以降には、子どもから高齢者まで楽しめるさまざまなイベントも予定されていますよ♪

■ 子育て世代へのサポート、実際の声をインタビュー♪

 ◇ 第2子以降の保育料無償化

 市川市で子育て世代をサポートする施策の一環として行われている「第2子以降の保育料無償化」。

 これは、世帯内の第2子以降の乳幼児が利用する保育園等の保育料を、上の兄弟の年齢に関わらず無償化する施策です。

 例えば、兄弟の上のこどもが高校生や大学生だったとしても、下のこどもが保育園などに通う場合は保育料が無料に!

 市川市では、東京都に隣接するため地価や家賃が高いなどの理由で子育て世帯の転出が多く、未就学児の減少が続いているのが問題になっています。

 国の行ったアンケート調査では、子育て世代の夫婦が子どもを設けない理由として一番に挙げられるのが、“経済的な負担”との結果も…。

 そこで、急速に進む少子化への対策として、市川市は2023年10月からこの施策をスタートしました。

保護者は―
「市川は土地などが高いので、そういう政策があったら嬉しいし、ここにいようかなって思うきっかけになる」

「主人の扶養内で働くとなると限られた金額内でしかできないので、無償化があると生活が楽になる。習い事にも使える」

「数年前までは保育園も待機児童でなかなか入れなくて、他の市だと入りやすいのかなと思っていたけど、下の子の年齢からは保育園の数も増えて比較的スムーズに入ることができたので…。今はもう市川市から引っ越す選択肢はなくなった」

 ◇ 学校給食費の無償化

 もう一つの子育て世代へのサポートとして行われている「学校給食費の無償化」。

 子どもたちが安心して食べられる環境を整え、健やかな心と体を育めるよう、市立学校の学校給食費をすべて無償とする取り組みです。

 昨今の物価高騰による家計への負担を軽減するとともに、子どもたちへ安心安全な食環境を提供することの重要性が問われています。
 そこで市川市は、子どもたちの成長を社会全体で支える施策のひとつとして、2023年1月から中学校など17校、4月からは小学校も含む市立学校全55校で、給食費をすべて無償にしました。

保護者は―
「3人の子育てをしているが、全員無償となると、その分を子どもの教育費や子どもと過ごすために使うことができる」

 このほかにも、市川市では子ども医療助成制度の対象を2023年から中学生から高校生に引き上げるなどさまざまなサポートに尽力しているんです♪

 誰一人取り残さない街を目指して、日々さまざまな市民へのサポートに尽力している市川市。

 皆さんもぜひ、都心へのアクセスがバツグン&子育てなどのサポートが充実した市川市で、新しい暮らしを考えてみてはいかがでしょうか?

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