チェルシーでチャンスを活かせていないブロヤ、ウォルバーハンプトンが獲得に関心?

FWアルマンド・ブロヤにプレミアクラブからの関心[写真:Getty Images]

ウォルバーハンプトンがチェルシーのアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(22)の獲得を狙っているようだ。

チェルシーの下部組織出身であるブロヤ。フィテッセやサウサンプトンへのレンタルを経て昨シーズンにチェルシー復帰を果たしたが、2022年12月に行われた親善試合で右ヒザの前十字じん帯断裂の重傷を負うと、シーズン全休を余儀なくされた。

今シーズンも開幕から欠場が続いていたが、プレミアリーグ第6節のアストン・ビラ戦でようやく復帰。その後はコンスタントな出場機会を得ているが、ここまで印象的なパフォーマンスは披露できず、プレミアリーグでは1得点にとどまっている。

チェルシーはFWニコラス・ジャクソンがアフリカ・ネーションズカップ(CAN)への参加で不在なこともあり、今冬の移籍市場でストライカー確保を模索。もし新たなストライカーが加入した場合、低調なプレーが続くブロヤの序列低下は避けられないものになる。

イギリス『デイリー・メール』によると、こうした状況を注視するウォルバーハンプトンがブロヤ獲得に動き出している模様。ブロヤにはフルアムも獲得を検討していることから、争奪戦に発展する可能性もある。

ただし、チェルシーも新たなストライカーの確保ができない限り、ブロヤの売却は拒否する方針とのこと。状況は流動的であり、市場終盤まで動向が注目されている。

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