盛岡の「あるある」アートで発見 公募展「エニナルモリオカ」

それぞれの感性で盛岡を表現した作品が並ぶ会場

 盛岡をテーマにした美術作品の公募展「MACHIYART(まちやーと)2023 エニナルモリオカ」は盛岡市鉈屋町のもりおか町家物語館(盛合なおと館長)で開かれている。

 岩手県内在住者を対象に募った絵画や写真作品の59点を展示。小学生から80代までの39人が、盛岡天満宮のこま犬や喫茶店のある町並み、上の橋の擬宝珠(ぎぼし)などそれぞれの印象に残った盛岡を表現する。

 同市などが主催する公募展は、美術作品を通じた人の交流の場を目指し、2019年に始まり5回目。同館学芸員の村岡初江さん(32)は「住人も観光で来た人も、いろんな切り口で表現された盛岡のイメージを楽しんでほしい」と呼びかける。

 28日まで、午前9時~午後7時(最終入場同6時半)。観覧無料。23日休館。

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