那覇市久茂地「三角公園」にサクラ植樹 民間が初の自主改修 國場組中心の有志14社、管理する市に無償譲渡へ

改修後の完成イメージ図

 國場組を中心に地域企業14社でつくる有志団体「美栄橋三角公園サクラ会」が、那覇市久茂地の美栄橋公園(通称・三角公園)を自主改修し、管理者の那覇市へ無償譲渡することが分かった。現在公園内に植樹されているモクマオウからヒカンザクラへ植え替え、人工芝を敷くほか、公園を囲うフェンスを撤去、多目的トイレにスロープを設置するなど快適性を高める。3月中の完成を目指す。

 知念覚那覇市長が17日の定例会見で発表した。民間企業が市管理の公園を自主改修するのは初めて。サクラ会から地域貢献活動の一環として提案を受けた。植樹するヒカンザクラ15本は「名護さくらの会」が寄贈する。

 知念市長は「地域の需要に合った公園整備の参考例になれば良いと思う。親しみやすい公園になることを期待している」と述べた。國場組の担当者は「誰もが利用しやすい、憩いの場となるような公園にしたい」と語った。

 公園整備の協力企業14社は以下の通り。

 國場組▽おきなわフィナンシャルグループ▽SOMPOひまわり生命保険沖縄支社▽ブレーン沖縄▽西日本プラント工業▽沖縄特電▽鉄建建設沖縄営業所▽沖縄アンホ▽沖縄火薬販売▽コービック▽大興鋼業那覇営業所▽國和設備工業▽綿半ソリューションズ沖縄事務所▽丸紅沖縄支店

改修後の完成イメージ鳥瞰図

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