岡山・倉敷・福山で「ご当地バス」運行へ 鬼の角や白壁などで地元の魅力を発信

バスの乗客を増やそうと取り組んでいる岡山市の両備グループが新たに18日から地元の魅力を発信するバスを運行します。車内外にさまざまな仕掛けが用意されています。

(記者リポート)
「今回は、節分にちなんでバスに鬼の角が生えています」

両備グループが進める「進・宇宙一面白い公共交通を目指すプロジェクト」の一環として作られたものです。

今回は、地元の魅力を発信し盛り上げようと、岡山、倉敷、福山を走る3台のご当地バスが誕生しました。

目玉は降車ボタンの音声です。それぞれ押してみると……。

(降車ボタンの音声)
岡山市を走る岡電バス「うちゅう~いち~福は~うち~」
倉敷市を走る両備バス「次トマル~ノ!」
福山市を走る中国バス「拙者止まるでござ~る」

倉敷市を走るバスはタイヤのホイールや料金箱まで白壁をイメージ。

備後忍者で有名な福山市を走るバスは、まるで江戸時代にタイムスリップしたような気分が味わえます。

(記者リポート)
「こちらの席に座ると、道行く人からは私がまるで弓を射る武将のように見えます」

(両備ホールディングス バス・鉄軌道ユニット長/大上真司さん)
「地元に興味を持っていただいて、いろんなことを知りたい、見たい、触ってみたいという中で、バスを使って移動していただければ」

3台のバスは1月18日から2月下旬まで各地で運行予定です。

© 株式会社瀬戸内海放送