ミャンマー国籍の乗組員行方不明 故障で停泊の韓国籍貨物船 広島・福山市沖

広島県福山市の沖合に停泊中の貨物船で、ミャンマー国籍の乗組員の男性(20代)が行方不明になり、海上保安庁が周辺の海を捜索しています。

福山海上保安署によりますと、17日午前11時ごろ、福山市の沖合に停泊する韓国籍の貨物船から「乗組員1名が行方不明、海中転落の可能性あり」と無線で通報がありました。

午前9時45分ごろからミャンマー国籍の男性(20代)の姿が見当たらないということです。

現場は福山市沼隈町能登原の阿伏兎灯台から南に約4キロの沖合で、海保が巡視艇2隻とヘリで海上を捜索しています。

貨物船は福山市から韓国にスチールコイルを運ぶ途中、エンジンが故障したため現場に停泊し、タグボートでえい航される予定でした。

福山海上保安署はえい航の準備作業中に誤って海に転落した可能性もあるとみて捜索を続けています。

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