「長い支援が必要」能登半島地震の被災地支援に当たった宮城県職員が報告

能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県では、今も1万6000人余りが地域の避難所に身を寄せています。石川県能登町で支援に当たった宮城県職員の報告会があり、まだまだ長い支援が必要と話しました。

総務省の派遣制度に基づき、宮城県は石川県能登町を重点的に支援しています。

先遣隊として8日から16日まで現地に入った県職員4人が、被災地の現状を報告しました。

現地では人員不足が課題とされていて、宮城県は支援物資の管理や避難所の運営などを支援する職員18人を派遣し能登町をサポートしています。

県防災推進課石井一将専門監「まだ1割以上の方が避難所で生活しておられるということで、まだまだ長い支援が必要だと思います」

能登町では、避難所での感染対策や上下水道などライフラインの復旧に係る専門の職員も不足していて、県は速やかに対応する準備を進めています。

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