3Gサービス終了を4月に延期 ソフトバンク、能登地震で

 ソフトバンクは17日、今月末で終了予定だった「ガラケー」と呼ばれる従来型携帯電話などで使う第3世代(3G)回線のサービスを、4月15日まで延期すると発表した。能登半島地震の発生で、現地の利用者による4Gや5Gへの移行手続きが困難となっていることを踏まえた。

 主力のソフトバンクブランドのほか、格安ブランド「ワイモバイル」と「LINEMO(ラインモ)」も対象。4月16日以降も状況により、被災地の利用者を対象に再び延期する可能性があるとしている。

 携帯各社ではKDDIが既に3Gサービスを終了。NTTドコモも26年3月末に終える予定だ。

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