阪神淡路大震災から29年 幼稚園児が地震避難訓練

阪神淡路大震災の発生から29年となる17日。奈良市の幼稚園では、地震を想定した避難訓練が行われました。

近畿大学附属幼稚園では「震度6以上の強い地震から身を守る行動を知る」をテーマに訓練を行いました。園児たちは机の下に隠れて脚を持って身を守ったあと、水や防寒シートなどが入った幼児用の防災リュックを背負い、速やかに園庭へ避難しました。園では、家庭でも慌てずに行動できるように年に10回ほど地震や火災の避難訓練を行っています。

園児は―

「おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない」

Q できましたか?

「できました。」

訓練のあと、園児たちは防災リュックの中身を確認するなどして、防災の意識を高めました。

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