兵庫・高砂市長選 元市職員の石本氏が立候補を正式表明「ビジョンを確実に実行するリーダー目指す」

高砂市役所=高砂市荒井町千鳥1(市提供)

 任期満了に伴う兵庫県高砂市長選(3月31日告示、4月7日投開票)に、元市職員で一般社団法人代表理事の石本玲子氏(47)が17日、無所属で立候補することを正式に表明した。

 同市出身の石本氏は明石工業高等専門学校を卒業後、1997年に高砂市役所に入庁。公共施設の総合管理計画、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進などを担当し、2023年7月に退職した。現在は地域課題の解決に向けた活動を支える一般社団法人の代表理事を務める。

 同市内での会見で石本氏は、市民病院将来構想について、1年かけて市民と対話し、経営形態の判断は24年度末に行うなどの政策を発表。「市民と対話して、ビジョンを示し、確実に実行するリーダーを目指す」と述べた。

 同市長選では、現職の都倉達殊氏(64)が立候補を表明している。(中川 恵)

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