造船で石綿被害 2人が追加提訴 札幌地裁

札幌地裁

 造船作業中にアスベスト(石綿)を吸い、健康被害を被ったのは国が対策を怠ったためだとして、札幌市の遺族と新潟市の元造船作業員が17日、慰謝料など計2860万円の損害賠償を求める訴訟を札幌地裁に起こした。道内では、昨年2月に札幌の遺族1人が同様の訴訟を起こしており、2例目。

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