値上げを前にまとめ買いか 宮城・大崎地域で指定ごみ袋が店頭で品薄に

宮城県大崎地域の1市4町で、指定ごみ袋が店頭から無くなる事態になっています。4月をめどに始まるごみ袋の実質値上げを前に、まとめ買いが起きているとみられます。

大崎市のみやぎ生協古川南店では、指定ごみ袋の購入を1家族1袋に制限しています。

買い物客「どこも無いですね。出てる所はほとんど無いのではないか。どうにかしてもらいたい」

品薄の原因は、大崎地域広域行政事務組合が4月をめどに実施するごみ袋の実質値上げです。物価上昇によりごみ袋の製造原価が高騰していることから、価格を変えず1セットの枚数を30枚から20枚に減らします。

事務組合では、1月に前の年の2倍となる1600ケースを各販売店に配送しましたが、品薄の状況が発生しました。

大崎地域広域行政事務組合業務課坂本徹課長「袋の在庫ですがまだ4000ケースほどございますので、十分皆様の手元にお配りできる量を確保しております。住民の皆様には必要最小限のご購入にご協力をいただきたい」

事務組合では、燃やせるごみの指定袋が無い場合は、2月末まではプラスチック専用袋に燃やせるごみと書けば収集するということです。

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