千葉県内の生産者が作った最もおいしいコメを決めるコンクールの最終審査が1月17日、千葉市内のホテルで開かれました。
このコンクールは県産米のPRや品質向上のためにJA全農ちばと県が主催しているもので、「コシヒカリ」と県のオリジナル品種「粒すけ」の2部門でコメの美味しさを競います。
17日は、2つの部門合わせて134点の応募から8点までに残ったコメについて最終審査が行われ、審査員が香りやツヤ、味などを評価しました。
審査の結果、コシヒカリ部門はJAいすみの田中宏さん、粒すけ部門は同じくJAいすみの鈴木賢司さんが最も優れた県知事賞に選ばれました。
コシヒカリ部門県知事賞 田中 宏さん
「高騰している化学肥料を控えめにした分、たい肥を入れたことが良かったと思う」
粒すけ部門県知事賞 鈴木 賢司さん
「収量よりも食味にこだわって作っているのでそれが報われたと思う」「食べてくれる人がおいしいと言ってくれるようなコメを作ることを心がけている」