高校総体フィギュア開幕 茨城県開催は初めて 140人、氷上で演技 21日まで

全国高校フィギュアスケート選手権開始式で選手宣誓する塙雪月花さん(左)と佐川瑚桜さん。旗手は花田実優さん=ひたちなか市佐和

全国高校総体(インターハイ)の第73回全国高校フィギュアスケート競技選手権大会が17日、茨城県ひたちなか市佐和の山新スイミングアリーナ(笠松運動公園アイススケート場)で開幕した。茨城県で冬季競技のインターハイが開催されるのは初めて。

競技は18~21日に行われ、全国から集まった男女約140人の選手たちが磨いてきた技を披露する。茨城県からは水戸三高3年、塙雪月花(きらら)さん、水戸一高2年、佐川瑚桜(こはる)さん、水戸啓明高1年、花田実優(みゆう)さんの女子3選手が出場する。

スケートリンク上で行われた開始式で、県高体連の秋山克巳会長は「大会出場を自信と誇りにしてほしい。全国の人に勇気と感動を与えてくれることを期待する」とあいさつした。

選手宣誓は塙さんと佐川さんが務め、英語を交えながら「周囲のサポートなしにはこの夢舞台に立つことはできなかった。感謝の気持ちを持って最高の舞台で正々堂々と演技する」と力強く誓った。昨年秋の県高校総体を制し、旗手を担った花田さんは「見ている人たちを笑顔にする演技をしたい」と意気込みを語った。

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