【船橋・ブルーバードカップ】坂井「熱いレースをしてくれた」牝馬・アンモシエラが重賞初制覇

1月17日、船橋競馬場で行われた交流G3・ブルーバードカップは、紅一点の牝馬・アンモシエラが重賞初制覇。前走は芝のホープフルステークスに出走して大敗していたが、ダートに戻っての快勝。今年から始まるダート三冠競走の幕開けを告げるステップレースを制した。

ブルーバードカップ、勝利ジョッキーコメント
1着 アンモシエラ
「すごく寒かったのですが、熱いレースをしてくれてよく頑張ってくれました。この馬のリズムで特にポジションとか気にせず運びました。反応は早くはなかったのですが、この地方の馬場もあって前も止まってくれましたし、最後までよく踏ん張ってくれました。牝馬で男馬を相手に重賞を勝つのは中々難しいですし、よく頑張ってくれたと思います。また応援よろしくお願いします」

レース結果、詳細は下記のとおり。

1月17日、船橋競馬場で行われた11R・ブルーバードカップ(3歳・交流G3・ダ1800m)は、坂井瑠星騎乗の2番人気、アンモシエラ(牝3・栗東・松永幹夫)が快勝。クビ差の2着に4番人気エコロガイア(牡3・栗東・森秀行)、ハナ差の3着に1番人気バロンドール(牡3・栗東・松永幹夫)が入った。勝ちタイムは1:55.9(良)。

3番人気のブラックバトラー(牡3・北海道・田中淳司)は、6着敗退。

馬券圏内はJRA勢

ブルーバードカップゴール前(C)Hiroki Homma

出走馬中、唯一の牝馬アンモシエラがゴール前の大激戦を制した。直線では先をいく、エコロガイア、バロンドールを1列後ろから猛追。ゴール前では3頭横並びの大接戦となり、僅かに外から差し切りを決めた。地方勢はさらに外から佐賀から来たウルトラノホシが惜しくも届かずに4着まで。

アンモシエラ 7戦3勝
(牝3・栗東・松永幹夫)
父:ブリックスアンドモルタル
母:サンドクイーン
母父:ゴールドアリュール
馬主:広尾レース
生産者:桑田牧場

【全着順】
1着 アンモシエラ 坂井瑠星
2着 エコロガイア 笹川翼
3着 バロンドール 横山典弘
4着 ウルトラノホシ 石川倭
5着 ソレナ 澤田龍哉
6着 ブラックバトラー 矢野貴之
7着 キタノヒーロー 張田昴
8着 カプセル 落合玄太
9着 バハマフレイバー 森泰斗

© 株式会社競馬のおはなし