「1年ほど使用した」…大麻使用を認めた消防士を懲戒免職処分 家宅捜索で「燃えカス」見つかり逮捕も不起訴処分 浜松市消防局 

浜松市消防局は、去年12月に大麻取締法違反の容疑で逮捕され、その後不起訴処分になった消防士を、16日付で懲戒免職処分にしました。消防士は消防局の調査に対し、大麻を使用していたことを認めた、ということです。

懲戒免職処分になったのは、浜松市消防局警防課の27歳の男性消防士です。浜松市によりますと、消防士は去年11月、警察の家宅捜索を受けた際、吸引器具から大麻の燃えカスが検出され、翌12月に大麻取締法違反の疑いで逮捕されました。消防士はその後、嫌疑不十分で不起訴処分になりましたが、消防局の聞き取り調査に対して、2020年ごろの1年間、大麻を使用していた、と認めたということです。

浜松市消防局の太田陽視消防長は「市民の身体生命を守るべき消防職員が、非違行為により市民の信頼を裏切る行為に及び、誠に申し訳なく、お詫び申し上げます」とコメントしています。

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