冬を経ないと開花しないチューリップ 温かい沖縄でどう咲かせる? 海洋博公園を彩る7万本の人気フェア、20日から

 沖縄県本部町の海洋博公園熱帯ドリームセンター中庭で20日から2月4日まで、県内最大級のチューリップフェアが開かれる。

 センターが約100品種の中から沖縄の気候に合わせ選んだ25品種7万本を展示する。亜熱帯地域で花を咲かせることは難しいため、巨大な冷蔵庫で球根に人工的な「冬」を体験させ開花を促しているという。

 同公園管理センターの島袋林博植物課長=写真右=は「沖縄でなかなか見られない規模で咲くチューリップは子どもに人気。花の形や濃厚な香りも楽しんで」と来場を呼びかけた。熱帯ドリームセンターは中学生以下無料、高校生以上の入館料は760円。開館時間は午前8時半~午後5時半(入館は午後5時)。

チューリップフェアをPRする海洋博公園管理センターの島袋林博さん(右)と小松尾麻衣さん=16日、名護市・沖縄タイムス北部支社

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