侍JAPAN監督/井端弘和が教える最適なバットのグリップの位置の高さとは?【少年野球 デキる選手はやっている「打つ・走る・投げる・守る」】

教えて井端さん!通算1912安打の打撃

井端弘和選手は、現役時代に通算1912安打もマークしている。身長173センチ73キロとプロとしては小柄な部類で、安打を量産した秘密を聞いた。

バットのグリップの位置は?

――では、バットを持つグリップの高さはどのあたりがいいのでしょうか。

井端弘和の答え

ストライクゾーンの上限より高い位置にあればいいと思います。「ストライクゾーン高め一番上」よりもグリップが下にあったら、そこから「高め一番上」の投球を打ちにいくのは難しいでしょう。だから、右肩の前あたりでしょうか。雨の日に傘を持つことをイメージしてみてください。一番楽な状態で力を入れないで握っているはずです。

【出典】『少年野球 デキる選手はやっている「打つ・走る・投げる・守る」』 著:井端弘和

【書誌情報】
『少年野球 デキる選手はやっている「打つ・走る・投げる・守る」』
著:井端弘和

侍JAPANの日本代表監督、井端弘和氏が指導する少年野球の基本的プレー解説書。野球の根幹になる「打つ」「走る」「投げる」「守る」の4つのプレーに関して、初級・中級・上級の難易度別にステップアップできるよう写真とイラストで丁寧に解説します。世界を代表する選手も、日本の部活でプレーする選手も、この4つの基本に関して特別違うことをするわけではありません。確実にプレーを習得しステップアップしていくことで、世界レベルの基本に迫れます。「教えて井端さん」の野球コラムも章ごとに掲載。少年野球をプレーする生徒、指導者にとって、基本を見直したり、知ってるようで知らなかったプレーを見直す、必読の一冊です。

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