【スカルプケア】加齢による頭皮や髪のお悩み解決! トラブル別対策&おすすめスカルプケアグッズ

年齢を重ねるとともに、お肌や体型など、身体にさまざまな変化が訪れるのを感じている人も多いのではないでしょうか?

抜け毛や臭いなど、「頭皮」に関するトラブルも例外ではありません。

そこで今回は、加齢による頭皮のトラブルとお手入れ方法を紹介します。

加齢による3つの頭皮・髪のトラブルと対策

加齢による頭皮のお悩みは「臭い」「乾燥(かゆみ)」「抜け毛」の3つが多いのではないでしょうか。

それぞれのお悩みの原因と、対策を紹介します。

頭皮の臭い

満員電車で人との距離が近いときや汗をたくさんかいたときなど、頭皮の臭いが気になるタイミングは誰にでもあるもの。

頭皮の臭いの原因には、皮脂量が影響しています。頭皮トラブルなどによって皮脂が過剰に分泌されると、雑菌が繁殖し、頭皮のイヤな臭いとなるのです。

女性の場合、生理周期によるホルモンバランスの乱れから臭いが気になる時期もありますが、いっときの臭いなら心配しすぎなくても大丈夫です。

臭いケアが必要な目安は?

朝起きて枕が臭かったり頭皮がベタついたりする場合は、頭皮の臭いケアをした方が良いでしょう。

毎日のシャンプーを正しく行うだけでも、頭皮の臭いケアには効果的です! 以下のポイントに注意しましょう。

  • お風呂の前にブラッシングし頭皮の汚れを浮かせておく
  • しっかり頭皮と髪の毛を濡らして予洗いをする ※目安は1分以上
  • シャンプーは泡立ててから頭皮をマッサージするように指の腹で洗髪する

爪が当たってしまう人は、シャンプーブラシの使用がおすすめです。私は爪が長く頭皮をひっかいてしまうことが多いため、洗髪にはシャンプーブラシを使っていますよ。

また、日常生活で油っこいものを控え、ストレスを溜めない生活を心がけることも大切です。

乾燥(かゆみ)

シャンプーや頭皮のマッサージに気を配っているけれど、頭皮のかゆみが気になったということはありませんか? そのかゆみ、乾燥が原因かもしれません。

シャンプーやドライヤーのしすぎ・不足、空調の効いた部屋に長時間いる場合は、頭皮が乾燥しやすい状況に……。乾燥はかゆみだけでなくフケの原因にもなるため、正しいケアをしてくださいね。

洗浄力の高いシャンプーから低刺激のものに変え、ドライヤーの当て方を調整しましょう。

抜け毛

髪の毛のボリュームダウンや抜け毛は、加齢とともに気になる人も多いでしょう。

人の髪の毛は、一日に50~100本抜けるといわれており、100本程度の抜け毛であれば気にする必要はありません。しかし、加齢とともに毛周期のサイクルが短くなったり毛包が小さくなったりし、抜け毛が目立つことがあります。

カラーリングや紫外線など、外からの頭皮のダメージは抜け毛の原因になります。

外出時は毛髪に使える日焼け止めを使うほか、カラーリングやパーマを控えるとダメージを軽減できるでしょう。また、皮脂の過剰分泌や乾燥も抜け毛の原因になります。

前章で紹介したように、日頃のケアも重要です。

頭皮や髪のトラブルケア用品

頭皮や髪のトラブルは、毎日のケアで改善できる場合があります。ここからは、私が実際に使っているスカルプケア用品を紹介します。

頭皮用ローション

頭皮にうるおいを与え、乾燥や皮脂のターンオーバーを整えてくれる効果が期待できるのが、頭皮用ローションです。商品によって爽快感が得られるものやうるおいを感じられるものなど、さまざま。

私は、入浴後の頭皮マッサージをするときと、仕事中のリフレッシュに頭皮用ローションを使っています。「ケアをしている」ということが、ストレス緩和にも繋がっています。

シャンプーブラシ

頭皮に負担をかけずに洗髪できるシャンプーブラシは、入浴のお供にぴったり! 楽に頭皮の汚れを落とすことができ、爪による過剰な洗髪も防げます。

さらに、我が家では子どもの洗髪にも役立っていますよ。以前は後頭部など洗いにくい箇所があったようですが、シャンプーブラシを使うと自分で洗えるようになりました。

パドルブラシ

頭皮ケアに向いているヘアブラシが「パドルブラシ」と「クッションブラシ」です。頭皮にフィットしやすくマッサージ効果が期待できるブラシで、やさしくケアできるのが特徴。

髪のブラッシングだけでなく、頭皮のケアもできます。シャンプー前のブラッシングにもぴったりですよ。

まとめ

頭皮の調子が良くないときは帽子や整髪料を控えるなど、なるべく頭皮にやさしく過ごすのが◎。 また、生活習慣の改善によって臭いをカバーできることもあります。規則正しい生活をこころがけ、頭皮マッサージを行うなど、リラックスできる時間を確保したいですね。 それでも気になる人は、AGA外来など、専門家に相談してみるのも一つの手です。 ぜひ参考に、頭皮と上手に向き合ってくださいね。 文/丸山希

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