ブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニー(27)が今冬の移籍に関する考えを明かした。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
昨シーズン、プレミアリーグで20ゴールをマークしたブレントフォードのエースだが、232件の賭博規則違反で8カ月間の活動禁止処分を科されたトニー。17日にはいよいよその処分が明け、20日のプレミアリーグ第21節ノッティンガム・フォレスト戦でメンバー入りも期待されている。
しかし、トニーにはアーセナルやチェルシーといったビッグクラブが関心を示しており、1月の去就に注目が。トーマス・フランク監督は先日、「彼を手放したくない」と残留希望を口にしていたが、トニーは『スカイ・スポーツ』に対してステップアップ願望を隠さなかった。
「他のクラブに移籍するのに適切な時期がいつなのかは決してわからないが、トップクラブでプレーしたいと思っているのは明らかだ」
「誰だってタイトルを争うトップクラブでプレーしたいと思っている。この1月が選手の獲得を目指すクラブにとって、適切な金額を支払うのに適している時期なのかどうかは誰にも分からない」
「だけど、僕が一番重視しているのはピッチ上で自分がやるべきことを実行することだ。ピッチ外のことは放っておいてもなるようになるだろう」
また、トニーはユーロ2024でのイングランド代表メンバー入りを目指しているようで、代表キャプテンを務めるバイエルンのFWハリー・ケインに対抗心も燃やしている。
「ベストの選手になるには、ベストの選手とプレーし、ベストの選手と争わなければならない。ハリー・ケインが世界最高のストライカーの1人であることは誰もが知っているし、彼はもう何年も前からそうしてきた」
「もし僕がイングランドでナンバーワンになりたいなら、彼と競争しなければならない。ヒントを得たり、一緒にトレーニングする上で、彼は都合の悪いストライカーではない。僕はゴールを決め続け、良いプレーをし続ければ良い。それから何が起こるかは誰にもわからない」
「彼に少しだけ及ばなかったとしても、世界で2番目にはなれると思う」