グリーン・デイ、米NYの地下鉄駅でサプライズ・セット披露 KISS/バッド・カンパニーをカバー

現地時間2024年1月16日の夜、グリーン・デイが、米ニューヨークのロックフェラー・センターの地下鉄駅で、米トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』のコーナーために司会者ジミー・ファロンと特別なジャム・セッションを繰り広げた。

居合わせたファンが投稿した動画によると、ボーカルのビリー・ジョー・アームストロング、ベーシストのマイク・ダーント、ドラマーのトレ・クールとファロンは、ウィッグとサングラスで変装して登場。中でもファロンが一番巧妙に変装しており、長いブロンドの妙なつけひげをし、肩までの長さのカーリーヘアのウィッグをかぶっていた。アンプラグド・セットは、バッド・カンパニーによる1975年の名曲「Feel Like Makin' Love」のメロウなカバーで幕を開けた。演奏が始まると、単なるストリート・ミュージシャンではないのではという噂が広まったようで、カメラを頭上に掲げる見物客が増えていった。

その後、変装を解いたバンドは、1994年の『ドゥーキー』からのシングル「Basket Case」(現在バンドはブレイクのきっかけとなったこのメジャー・デビュー・アルバムの発売30周年を祝っている)や、『セーヴィアーズ』から「Look Ma, No Brains!!!」と「Dilemma」、KISSの「Rock and Roll All Nite」のカバー、そしてバンドの代表曲のひとつ「American Idiot」を含むミニ・ライブを披露し、ファロンも一緒にシャウトしたり、タンバリンを演奏しながら場を盛り上げた。

このコーナーがいつ放送されるかはまだ番組側から発表されていないが、グリーン・デイは、14枚目のフル・スタジオ・アルバム『セーヴィアーズ』のリリース前日となる1月18日の夜、米NYの1,100人を収容するアービング・プラザで親密なライブを行う予定だ。

グリーン・デイは、今後【セーヴィアーズ・ツアー】のヨーロッパと北米日程を控えており、アルバム『ドゥーキー』と『アメリカン・イディオット』、そして人気曲を毎晩演奏することが発表されている。北米公演では、スマッシング・パンプキンズ、ランシド、リンダ・リンダスがサポートを務める。

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