明治神宮外苑の再開発計画を巡り、建築や都市計画の教授らが東京都に対し、施工認可の撤回とその基準となった評価のやり直しを求めました。
1月16日に会見を開いた教授らは、神宮外苑の再開発計画に対しユネスコの諮問機関=イコモスが計画の撤回を求める緊急要請「ヘリテージ・アラート」を発出したにも関わらず、東京都と都の審議会は真摯に向き合っていないと訴えました。
専門家らはこれまでにも、認可の撤回や基準となった環境影響評価の見直しを求めていて、今回が3度目です。この要望に対し、都は「アセスは条例や答申に従って適切に進めている」としています。
一方、再開発の事業者は樹木の伐採計画を見直す案を今月末に提出することを目指しています。