能登半島地震の被災者に約2000食分のうどんを 香川・丸亀市の職員らが炊き出しへ出発

能登半島地震の被災者を元気づけようと、香川県丸亀市と市の観光協会の職員が、うどんの炊き出しを行うため親善都市の石川県七尾市に出発しました。

18日、丸亀市役所では派遣される丸亀市と市の観光協会の職員合わせて8人の出発式が開かれました。

そして、「あったかいうどん食べて元気出ますように」など約180人が被災地の復興を祈って寄せ書きした応援メッセージを託しました。

炊き出し隊はうどん、約2000食分とゆでるための大釜や水などを持っていきます。

丸亀市と七尾市は1974年に親善都市縁組を結んで交流を続けてきました。

(丸亀市観光協会/山田哲也 事務局長)
「市民の支援の気持ちを、うどんという炊き出しを通じて七尾に伝えていきたい」

丸亀市は、2016年の熊本地震の発生後にも、熊本県益城町に職員らを派遣し、被災者にうどんを振る舞いました。

炊き出しは19日と20日にJR七尾駅前広場で行われ、温かいかけうどんにお揚げなどをのせて提供するということです。

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