立民、政治改革議論を開始 国会前に見解策定加速

 立憲民主党は18日午前、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、新たに設置した政治改革実行本部の初会合を国会内で開いた。岡田克也幹事長は「政治に対する信頼が失われている。与野党を問わず危機感を持って対応しなければいけない問題だ」と強調した。26日召集の通常国会を見据え、政治改革に関する見解の策定を加速させる。

 立民は国会に提出している政治資金規正法改正案に基づき、企業・団体による献金やパーティー券購入の禁止を岸田政権に迫る構え。実行本部では、政治家本人の責任を問うための罰則強化や、現在使途公開が不要の政策活動費の廃止を検討する。

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