【ビルボード 2021年上半期TOP Lyricists】Ayase・あいみょんが1、2フィニッシュ 優里が4位に急上昇

2021年上半期Billboard JAPAN作詞家チャート“TOP Lyricists”で、Ayaseが1位に輝いた。

本チャートは、総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”の中から作詞家にフォーカスしたランキングだ。2020年の年間Billboard JAPAN作詞家チャート“TOP Lyricists”では藤原聡が1位となったが、2021年上半期では、ダウンロード、ストリーミング、ラジオ、動画再生の4冠を達成したAyaseが逆転する展開となった。上半期“JAPAN HOT 100”にAyaseが作詞を手掛けた楽曲は、YOASOBIの9曲、LiSA × Uruへ提供した1曲の計10曲がチャートインしている。

あいみょんは、上半期“JAPAN HOT 100”圏内に7曲がチャートインして2位に。カラオケでは1位となり、ダウンロード2位、ストリーミング3位、ラジオ2位、ルックアップ6位、動画4位と他の指標でも高順位となった。カラオケにおいては、ロングヒットしているDISH//の「猫」をはじめ、「裸の心」、「マリーゴールド」がトップ10にチャートインしている。また、あいみょんは2021年上半期にジャニーズWESTの「サムシング・ニュー」を手掛け、こちらは上半期“JAPAN HOT 100”の79位、2021年上半期Billboard JAPANシングル・セールス・チャート“TOP Singles Sales”で18位となった。

また、優里は「ドライフラワー」が上半期“JAPAN HOT 100”で首位を獲得したことが大きなポイントとなり、昨年度の年間作詞家チャート58位から4位に上昇した。そして、「クリスマスソング」や「高嶺の花子さん」がロングヒットしている清水依与吏は7位に。今回、4月にリリースされたBTSとのコラボ曲「Film out」が上半期“JAPAN HOT 100”の68位にチャートインしたことも大きなポイントとなっている。そして、上半期“JAPAN HOT 100”で2位の「炎」を手掛けた梶浦由記/LiSAと、3位「Dynamite」を手掛けたDavid Stewart/Jessica Agombarは、それぞれ1曲だけでトップ10に入っている。

その他、大きな飛躍を見せたのがsyudouだ。昨年度の年間作詞家チャートでは圏外だったが、インパクトのあるリリックが社会現象となった「うっせぇわ」が後押しとなって13位となった。

◎【2021年上半期Billboard JAPAN TOP Lyricists】トップ10
1位 Ayase
(YOASOBI「夜に駆ける」「怪物」「群青」)

2位 あいみょん
(あいみょん「裸の心」、DISH//「猫」「猫 ~THE FIRST TAKE ver.~」)

3位 藤原聡
(Official髭男dism「I LOVE...」「Pretender」「Universe」)

4位 優里
(優里「ドライフラワー」「かくれんぼ」「ピーターパン」)

5位 米津玄師
(米津玄師「感電」「Lemon」、菅田将暉「まちがいさがし」)

6位 秋元康
(乃木坂46「僕は僕を好きになる」、櫻坂46「Nobody's fault」「BAN」)

7位 清水依与吏
(BTS「Film out」、back number「クリスマスソング」「高嶺の花子さん」)

8位 梶浦由記/LiSA
(LiSA「炎」)

9位 David Stewart/Jessica Agombar
(BTS「Dynamite」)

10位 常田大希
(King Gnu「白日」「三文小説」「千両役者」)

集計期間:2020年11月23日(月)~2021年5月23日(日)

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