柿沢前法務副大臣の起訴を受け「遺憾」官房長官

 林芳正官房長官は17日午後の記者会見で、柿沢未途前法務副大臣(52歳、東京15区、自民党離党)が公職選挙法違反(買収)罪で起訴されたことへの受け止めを聞かれ「前法務副大臣の柿沢衆院議員が逮捕、起訴されるに至ったということは遺憾だ」と語った。

 林官房長官は個別事案についてコメントすることは控えるとしたうえで「選挙や政治活動については公職選挙法など関係法令に基づき、適切に行われるべきものと考えている」とした。

 柿沢被告は昨年4月に行われた東京・江東区の区長選挙をめぐり、区議らを買収した容疑で東京地検特捜部に12月28日に逮捕され、今月17日、東京地裁に起訴された。

 この事件で柿沢被告は逮捕前の昨年10月31日に法務副大臣を辞任。12月14日には自民党を離党した。(編集担当:森高龍二)

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