29日に政治とカネに関する集中審議を自民提案

 立憲民主党の安住淳国対委員長は17日、自民党の浜田靖一国対委員長との会談後、記者団に26日召集からの国会日程について「我々の意向を組んで組み立てていただいた日程だと思う。前向きに評価したい」と提案を評価し、他の野党国対委員長と相談の上、受け入れる回答を18日に行いたい意向を示した。

 安住氏によると、浜田氏から政治とカネの問題があるので、26日は国会召集・開会式のみとし、29日に政治とカネに関する集中審議を午前中に衆院で、午後に参院で行う。30日に総理演説などを。それを受けて31日、2月1日、2日で衆参での総理演説などに対する代表質問を行っていただきたい、ということだったと語った。安住氏は予算審議は2月5日からのスタートになるとした。

 そのうえで安住氏は「こうした日程を組んでいただいたことで、本予算の審議について充実した審議に入れるのではないかと思っている」とも述べた。

 提案に対する対応について、安住氏は「他の野党の国対委員長と相談させていただいて、明日(18日)返事をしたいと思っている。私としてはこの日程で行きたいと思っている」と提案受け入れに前向きな考え。また政治とカネの問題で「岸田総理が(総理・自民党総裁として)まず実態を明らかにしてもらうことが必要だ」とも求めた。(編集担当:森高龍二)

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