JR東海、313系に車内防犯カメラ整備へ

JR東海の313系車両(写真:K.O / PIXTA)

JR東海は18日、名古屋駅を発着する313系全車両(約340両)に車内防犯カメラを整備すると発表しました。

車内防犯カメラは常時録画機能付きで、指令員がリアルタイムにカメラ映像を確認できる仕様です。混雑時にも車内全体の状況を把握できるよう、1両につき3台設置し、これまで以上に的確な状況把握や迅速な対応を可能とします。

2022年に営業運転を開始した315系とHC85系については、新製時点で全車両に車内防犯カメラを整備済み。利用の多い区間を走行する313系にも整備を行うことで、近年中に更新する予定の一部車両を除き、名古屋駅を発着する全てのJR東海車両に車内防犯カメラが整備されることになります。

工事開始は2024年度中としており、2028年度中には整備が完了する予定です。車内防犯カメラを整備する車両には、カメラが動作中であることを表示するステッカーを掲出します。

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